自然素材の山葡萄の籠は、奥の山に入り山葡萄の蔓とるから、籠の完成まで、すべて手産業です。
山からとってきた蔓の皮をはぎ、天日にあててよく乾かしたら、籠編み用に加工します。サイズや編み方を決めて、編んで行きましょう。
1. ひご切る
皮を水に浸してやわらかくなったら、ひご状に切りそろえていきます。
2. 編む
底部分を木型に固定して、編み方に沿って編み目が緩まないよう目を詰めつ
つ編んでいきます。
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3. ふちをかがる
ふち周りの編み込みが一番難しい部分です。八の字に編み、終わったら、二日間
木型に入れたまま乾かして形を固定します。それから、取手を巻きます。取手に芯を
作り、その周りをしっかり巻いていきます。終った後、たわしで磨いてケバをとります。
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4. これで完成です。
5. 手入れの方法
使っているうちに、手油によって、艶が出てきます。使い込むほど、あなただけの籠の色合いとなっていくことでしょう。
6. ご注意
山葡萄籠は使えば使うほど、馴染んでなめらかになってゆきますが、始めのうちは、絹などのデリケートな素材の場 合擦れることがございます。
7. アフターサービス
お買い上げた日から5年間無料で修理いたします。取手がゆるんできたりしたら、ご連絡ください。
8. 山葡萄籠の保管について
山葡萄籠は、湿気を嫌います。濡れた場合は、布で拭いて風通しのよい場所で乾かします。